SAMベースラインとは何か
SAMベースライン(Software Asset Management Baseline)とは、組織が保有するソフトウェアライセンスの「保有数(エンタイトルメント)」と「使用数(インストール・利用実績)」を突き合わせ、コンプライアンスポジションを正確に把握した状態を指します。
ベースラインが確立されることで、ライセンスの過剰購入と過小購入(コンプライアンス違反)の両方を防ぎ、ITコストの最適化とコンプライアンスリスクの排除を同時に実現できます。
SAMベースライン確立の4ステップ
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ライセンス保有情報の収集
契約書・購入証明の棚卸しを行い、エンタイトルメント情報を整備します。
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ソフトウェアインストール状況の把握
探索・インベントリにより、実際のインストール・利用状況を可視化します。
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突合・整合化
エンタイトルメントvs使用実績を比較し、過不足・コンプライアンス違反を特定します。
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ベースラインの確定・維持運用の開始
コンプライアンスポジションを確定し、継続的な維持・運用体制を整備します。
ServiceNow SAMの強みと、見落とされがちな課題
✓ ServiceNow SAMの強み
デバイス管理・ソフトウェアインベントリ・ライセンス突合・コンプライアンスダッシュボードという一連の機能を統合的に提供します。既にServiceNowをITSMプラットフォームとして活用している企業にとって、SAM機能の追加は自然な拡張です。
⚠ 見落とされがちな課題
Oracle・IBM・VMwareのように、仮想化環境・ユーザー数・プロセッサコア数・サブキャパシティなど複雑なライセンスメトリクスを持つ製品については、ツールの自動計算だけでは正確なコンプライアンスポジションを把握できないケースがあります。
重要なリスク:
ツールが「コンプライアント」と判定した状態が、実際のOracle LMS監査では「違反」と判定されるリスクが存在します。ツール設定だけでは不十分な理由がここにあります。
このような状況ではありませんか?
- ServiceNow SAMを導入・設定したが、実際のコンプライアンス状態に自信が持てない
- OracleやIBMなど複雑なライセンスのメトリクスを、ServiceNow SAMでどう設定すべきか判断できない
- SAMベースラインを構築しようとしているが、ライセンス契約の読み方がわからない
- ServiceNowのSAM設定業者(SIer)は対応してくれるが、ライセンスの解釈・交渉の専門家がいない
- SAMベースライン構築を始めたいが、Oracle / IBM / VMwareのどれから優先すべきかわからない
サービスメニュー
ツール設定だけでなく、ライセンス解釈まで一貫して対応
ServiceNow SAMの設定・技術支援は、多くのSIerが対応できます。しかしイタムス株式会社の支援が異なるのは、ライセンス契約の正確な解釈と、ベンダー監査の評価手法への対応まで含めた点です。
Oracle License Master(監査専門)の資格を持つコンサルタントが、「Oracle監査チームがどのようにライセンス計算するか」を理解した上で、ServiceNow SAMの設定を設計します。これにより、ツールが算出するコンプライアンスポジションが、実際の監査結果と乖離するリスクを最小化します。
技術設定支援
ServiceNow SAMの設定・カスタマイズ・テスト
ライセンス解釈
契約書の正確な読み解きとメトリクス設計
監査対応視点
Oracle LMS/GLAS監査の評価手法を踏まえた設計
支援の流れ
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初回相談・現状確認(無料)
ServiceNow SAMの導入状況・対象ベンダー・課題感をヒアリングします。
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スコーピングと支援計画の提示
対象ベンダー・フェーズ・費用・スケジュールを提示します。
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ライセンス契約・エンタイトルメントの整理
各ベンダーの契約書・購入証明を収集・整理し、ServiceNow SAMへの登録設計を行います。
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ServiceNow SAM設定・ライセンスメトリクスの構成
ベンダー固有のライセンスルールに対応した設定を行います。
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インベントリとエンタイトルメントの突合
探索データとエンタイトルメントの比較・分析を行い、コンプライアンスポジションを確定します。
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ベースライン確定・運用引き継ぎ
ベースラインレポートを完成させ、継続運用の手順を整備します。
SAMベースラインに関するナレッジ
SAMベースラインの構築について、
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