ますます複雑化するIT環境において、IT資産のコントロールの重要性は高まっています。 IT資産のスコープは、PC やサーバといったハードから、ソフトウェア契約、クラウド契約など広範囲であり、ハイブリッド・クラウド、マルチ・クラウド環境を構成する CI (構成アイテム)と、CI 間の関係性を見える化し、コントロールしなければ、構成管理、変更管理、コスト配布などを効率的、効果的に実施することは不可能です。 クラウドとはサービスモデルであり、サービス管理の参照モデルである ITIL を大手組織は参照していますが、様々な機能やプロセスが部分最適のレベルでたくさんのサイロができているのが現状です。 部分最適のレベルから、次の全体最適へとレベルアップするためには、CMS(構成管理システム)を構成する CMDB と 、SAM や ITAM を目的とする特化型 CMDB の連携、統合を念頭に無駄のないシステム連携を実現するためのプロセスやロードマップが不可欠となります。
【 ソフトウェアライセンス契約管理(SLAM)講習 】
ソフトウェアライセンス契約管理(SLAM – Software License Agreement Management)講習は、デジタルビジネス時代の商用ソフトウェアライセンスやクラウドサービスを管理するための契約管理について学習いただく講習サービスです。ITIL/ISO20000/ISO19770/IBPL のSLAM当該項目に基づいたSLAMをベースにしています。
【ソフトウェアライセンス契約管理(SLAM)アセスメント サービス 】
SLAM(ソフトウェアライセンス契約管理)ベストプラクティスを評価基準(ToBeモデル)として、ソフトウェアライセンス契約の運用管理のライフサイクル要素(体制、役割と責任、業務プロセス、ライセンス契約、自動化ツール設計・運用など)を網羅的に調査・分析(AsIs評価)し、評価結果および勧告(ギャップ分析結果報告)をご提供します。ギャップ分析結果およびユーザーの優先順位に基づいて業務プロセスの再設計などのアドバイザリをご提供します。
【Oracle DB 運用環境ライセンス消費分析サービス 】
Oracle DB 運用環境ライセンス消費分析サービスは、LMS/GLASチームが対象とする管理メトリクスを網羅的にカバーした高い精度の自主監査レポートを生成する為の現在の実装状態を正確に把握するためのサービスです。このサービスで提供される消費分析レポートにより、自社ライセンスのコンプライアンスポジションが明らかとなり、自主的に是正措置を実施し、コンプライアンス状態を維持することが可能となります。また、ServiceNow SAM Professionalなどのベースラインを作成し運用開始するための最適化されたベースラインデータの基礎を作成します。
【Oracle DB/Java ライセンス最適化・監査アドバイザリサービス】
「監査レターが届いた」「監査が入った際の対処を知りたい」そのような場合に備え、監査にスムーズに対応するためのワークショップやアドバイザリサービスです。 Oracle DB 運用環境ライセンス消費分析サービスの結果を基に、ライセンス最適化やベンダー契約交渉などのアドバザイザリコンサルティングを行います。
【ベンダーマネージャ支援サービスおよび育成・運用支援サービス】
SAM構築におけるベンダーマネージャの内製化に必要な計画、設計、運用を支援するサービスです。 Oracle、IBM、VMWare ほかのライセンス最適化運用をめざすSAM構築におけるベンダーマネージャの内製化を支援します。
※ SLAM 講習などのサービス提供例について、参照モデル: https://www.spectrum.co.jp/usilis/itam/
※ サービスプロバイダ向け(サービスプロバイダとしての顧客IT部門を含む)サービス ※
【ITAM/SAM/SLAM ライフサイクル管理プロセス 計画・設計・運用サービス構築支援サービス】
サービスプロバイダとして ITAM/SAM/SLAM ライフサイクル管理のプロセスをサービスとして提供することを目的とした、ポリシー、体制・役割/責任、業務プロセス、自動化設計・運用などライフサイクルを通じたプロフェッショナル育成のための支援をご提供いたします。
サービス提供形態① 基本的なサービスはすべて Teams などを利用したリモートセッションによるアドバイザリの提供です。
一件、一件の対策などに必要となる詳細情報をご提供いただき、正確な現在の状況を把握した上で、改善や是正などの具体的なオプションを提示し、顧客の優先順位やケイパビリティに基づいて改善計画を策定する支援および実装の支援、是正状態の評価などをいたします。 具体的な案件についての対応スコープはお問い合わせください。② 準委任契約、月額報酬で、毎週の定例会(1時間~2時間:50万円~100万円/月)にてアドバイザリを提供いたします。
契約は3カ月単位を1タームとし、必要に応じて自動継続といたします。請求は1カ月単位でのご請求となります。スコープで定義対象としたソフトウェアベンダーのベンダーマネージャケイパビリティを提供します。
③ スコープについては顧客のビジネスニーズに基づいて契約時に定義します。
対象となるソフトウェアベンダーについては詳細情報が提示可能な製品であれば(契約、発注情報、使用許諾条件、システム要件定義書、デプロイ実装環境・構成情報など)スコープに含むことが可能です。