IT資産管理で必要となるインシデント、問題、変更(リリース・展開)管理のプロセスを、既存のITSMシステムとIT資産管理システムが連携して効率的な運用を支援できるよう、業務システム間連携をサポートするWebサービスやCMDBf に対応している。
JIS X 0164-1 で言及されているようにSAMプロセスにはインシデント、問題、変更管理プロセスが含まれる。しかし、これは既にJIS Q 20000(ITサービス管理)の管理プロセスであるため、管理システムとしてはサービスデスクといわれる統合IT管理システムにおいて既に管理されている。これらを考慮し、独立分断する2つのマネジメントシステムを構築してしまうことが無いように、ITSMシステムとの整合および連携を考慮し、イネーブリング技術としては2つのシステムの連携をWebサービス(SOAP)やCMDBf(DMTFのXMLオープンスタンダード)に対応しているツールが望ましい。